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トランさんの離婚が成立したのは2005年のことですから、いくらか月日がすぎています。「僕の離婚バトル〜仁義なき戦い〜」という本は、筆者であるトランという男性の実際に経験した離婚劇をブログに書いたものを書籍化したものです。実際問題、離婚を本気で争うとなると、普通の考えではおいつかないのかもしれません。「なんとなく」では、本当には離婚することができないということを、教えてくれると思います。トランさんのブログは今も公開されており、離婚バトルは無料で読むことができます。
浮気発覚から離婚までの道のりは1年3か月にも渡り、妻との壮絶な戦いを送った筆者の体験は、離婚がいかに大変なことなのかということを知るには十分すぎる読み物だと言えます。本の内容紹介には、「いたって平凡なサラリーマン、トラン氏が経験した日本一不幸でスリリングな離婚劇」という風に紹介されています。しかし、問題がすべて解決したわけではなく、今も子供の養育費のこと、面会のことなどで戦いは続いているようです。目次をざっと見ただけでも、トランさんが離婚に至るまで、どれほど壮絶な戦いをしてきたのかということを知ることができます。
なんとなく、離婚を考えている人は、ぜひ読んで欲しいブログです。離婚までの道のりは知ることができても、離婚後の道のりを知ることはあまりないようにも思います。最近では、肉体的苦痛だけではなく、精神的苦痛にもdvが適応されることになりつつありますので、むしろdvの被害者はトランさんだったのではないかという想いがわき起こります。トランさんは、奥さんの浮気を知り、離婚へと向かっていく訳ですが、奥さんの浮気相手は一人ではなく、二人であったことや、奥さんの嘘がどんどん増殖していき、ついにはdv夫のレッテルを貼られることにまでなってしまい、奥さんとその浮気相手だけでなく、警察とまで争うことになったりとまさに想像を絶する展開へと発展していきます。
ブログの内容は、過激ではありますが、パートナーが浮気した場合、どうやって証拠をつかめばいいのか、裁判を受ける際には、どういったことが追及され、何が問題になるのかなど、まるで一冊の離婚裁判の教科書のようにていねいに描かれています。離婚問題を専門に扱っている人が書いた文章とは一味もふた味も違う、生の叫びや嘆きがそっくり描かれています。ブログですから、離婚後の今も、トランさんの日記は続いています。子供が生まれ、幸せな夫婦生活を送っているつもりだった作者が、妻の浮気を知ってからというもの、次から次と壮絶な事実が発覚していきます。
